2007年4月18日(水)17:23

メルケル首相は6月までにEU憲法の「内容的方向性」を求める

ベルリン(AP)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相はドイツのEU議長国任期中にEU憲法の内容に関する議論も進める意向である。今後のEU憲法協議のロードマップだけでなく、6月にブリュッセルで開かれる次期EU首脳会議までに「内容的方向性」の協議にも入りたいと考えている、とウルリッヒ・ヴィルヘルム政府広報官は水曜日ベルリンで語った。ドイツの議長国任期は6月30日までである。

現在のところ協議は次官級レベルで行われているが、5月中旬以降はメルケル首相が「首脳協議」を行う予定である、とヴィルヘルム広報官は述べた。

メルケル首相は火曜日、チェコのヴァーツラフ・クラウス大統領とブランデンブルク州のメーゼベルク城で会談を行なった。クラウス大統領はEU憲法反対の急先鋒と目されている。ヴィルヘルム広報官は3時間におよぶ会談について「有益」と評した。欧州憲法条約の行方が中心テーマになったと広報官は伝えた。会談にはドイツのローマン・ヘルツォーク元大統領も出席した。ヘルツォーク元大統領はEU憲法の策定に中心的に関わった。

原題:Merkel will bis Juni ≪inhaltliche Orientierung≫ fuer EU-Verfassung




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